T.T. (2024卒 (県)東葛飾高校 現役)
早稲田大学(基幹理工)/ 慶應義塾大学(理工)
高校受験が終わった日、僕は二度と勉強はしたくないなと思い、取り敢えず一日ずっとゲームをしていた。それにも関わらず、二年後の高二の冬、周りがまだ受験勉強を始めていない時期に僕は受験に向けて勉強をしていた。
それはなぜか。高校の勉強は情報量が違うとよく言われるが、僕も一度それに呑まれた口だ。だが、そこが楽しかった部分でもあった。例えば数学は中学校と比べものにならないほど難しく複雑になるが、その分学ぶべき底が深くなる。他の学問も同様であり、数年で終わりに出来るほどのものではなく、その探求が僕の勉強における楽しみであった。
高栁先生の授業は基本的な内容を誰でも理解しやすいように解説するだけでなく、深い内容についてもとことん議論してくれる。その授業が僕の探究心を掻き立てモチベーションつながった。
確かに数学の深い知識が将来役に立つかはわからないが、こういった楽しむ学習が受験へのモチベーションに繋がっていき、また向上心となった。さらには質問や相談もすぐにできる街塾ならではの繋がりも受験期にとても支えになった部分だと思う。
教研でなければここまで勉強を続けようとは思わず、上を目指すこともなかったと思う。これから受験期に向かう人にも、受験へのモチベーションを何か見つけ、目標に向け頑張ってほしい。